
エアコンクリーニング専門店 お掃除ライフサポートのエアコンブログ第4弾です
皆様、こちらの連載をご覧いただき誠にありがとうございます。
1~3弾をご覧でない方もいらっしゃるかと思いますので、改めて自己紹介をさせていただきます。
NPO法人日本ハウスクリーニング協会 優良企業のお掃除ライフサポートの笹反(ササソリ)と申します。
主に神奈川・東京を中心に関東一帯で業務用エアコンのクリーニング・メンテナンスを行わせていただいております。
第4弾はよくお客様からご質問いただくことについてお答えしていければと思います。
あまりに長くなってしまう様でしたら第5弾があるかもしれませんがどうなるでしょうか(苦笑)
また、今回は脱線せずに進められるといいなと考えております(笑)
※どなたにでも分かりやすくするため、専門用語はなるべく使用せずに解説していきますので、専門家の方には物足りない内容かと思いますが、ご了承ください。
過去のブログは下記よりお読みいただけます!
お客様からよくいただく質問については、
①内部クリーンってどんなことをするの?必要?
②お掃除機能は何を掃除するの?
③エアコンから虫が出るって聞くけどほんと?
④新しいエアコンの方がいいの?
上記のようなお話を進めていきたいと思いまし。
①内部クリーンってどんなことをするの?必要?
第一弾からお読みの方は理解されているかと思いますが、エアコン内部は冷房・除湿・自動(夏場)を使用すると構造上内部の熱交換器というパーツは濡れたままの状態になります。
そのままにしておくと、生乾き臭やカビが発生してしまう可能性があるので、それを防止するため、内部を乾燥させるのが内部クリーンの仕事です。
イメージ的には弱暖房の状態にして、内部を乾燥させます。
メリットは
・生乾き臭の低減
・カビの発生を抑制
デメリットは
・電気代が掛かる
・部屋の温度が上がる
・部屋の湿度が上がる
特にデメリットの部屋の湿気が上がることについては、部屋の壁紙や家具の裏、洋服などにカビが発生する事があるので、もし内部クリーンを使用される場合は、お部屋を締め切って使用するのではなく、少しお部屋の扉を開けておくだけでもだいぶ軽減されます。
また、現実的ではありませんが、理想をいえばお部屋を換気した状態で使用されることがベストです。
②お掃除機能は何を掃除するの?
賛否が分かれるお掃除機能付きエアコンですが、【掃除】って何をするの?と思われる方も多いと思います。
【掃除】とは、エアコンのフィルターを機械が自動で掃除をしてくれる機能で、これを一般的にお掃除機能付きエアコンと呼ばれます。
ある意味フィルター掃除をまめにする方においては全く不要な機能ですが、フィルター掃除は可能な限りしたくない方、エアコンが高い位置や階段などの下に台が置けない場所に設置してある場合などは、有効な機能です。
よく言われるのが
「内部をお掃除してくれるの?」
「フィルター以外はどこを掃除しているの?」
という質問ですが、実際は内部の掃除はしておらず、掃除をするのはフィルターのみになります。
メリットは
・フィルター掃除の手間が省ける
・デザイン性のある機種が多い
デメリットは
・エアコン本体が高価
・内部は通常タイプ変わらず汚れる
・エアコンクリーニングが高くなる
・複雑故に故障した時に修理費が高額
・電気代が少し高い
・フィルター掃除は自動だが掃除して出たゴミがダストボックスに入るのでそれは定期的に掃除が必須※一部機種除く
あくまで弊社の意見ですが、フィルター掃除をご自身でできる方においては全くいらない機能だと考えております。
また、フィルター掃除はエアコンがやってくれますが、そこで出たゴミがダストボックスに溜まるので、それを捨てる必要があるため、思いの外時間ががかります。
そして、お掃除機能は様々な機器を使用する事から、冷暖房機能は省エネになっても、結果的に電気代は高くなったという声も多く頂いております。
どうしてもメリットよりデメリットが際立ってしまうのですが、だからといって全てが悪いわけではなく、その方のエアコンの使用方法やライフスタイルに合わせて適切な物をチョイスして頂く事が大切です。
弊社では新規のエアコン設置に選択に悩まれている方がおられた場合、しっかりヒアリングした上でお客様にご提案させて頂いております。
③エアコンから虫が出るって聞くけどほんと?
これは残念ながら本当です(涙)
ただ、対策する事も出来ます。
まず虫の侵入経路は皆様イメージされるドレンホースというエアコンで発生したお水を外に排出するホースからの侵入です。
その為ネットやホームセンターなどではそのホースの先端に隙間が狭いキャップをつける事で虫の侵入を防止するものも売っています。
とてもリーズナブルなものですが注意点もあり、何年も放置するとその穴が汚れや水の腐敗(水は傷んでくるとゼラチン状になります)によって塞がってきます。
本来排水するホースが塞がってしまうと、エアコン本体からお水が逆流してきて、水漏れします。
それを防ぐまでに頻繁にとは言いませんが、1年に一回程度は防虫キャップを取り外して頂き、軽く水洗いをして頂く事がお勧めです。
また、基本的にエアコンにはドレンホースを含む3本の配管が室外機まで繋がれております。
その配管は壁に穴を開けて通していますが、その処理が完璧に行われていない場合、隙間から虫が入ってくるケースもございます(むしろこちらの方が多いです)
④新しいエアコンの方が良いの?
これに関しては様々な意見がありますが、今まで使用されてきたエアコンが12〜3年程度使用されている場合は、新しくすると電気代が若干安くなります。
どちらも汚れが無い状態と仮定してお話しすると、使用環境によっても変わりますが、リビングで1日10時間以上稼働させている場合は、比較的変わってくれかと思います。そして、1日2時間前後の使用頻度であれば、殆ど差を感じる事はないかと思います。
昨今エアコン自体がかなり値上がりしてきており、本体+工事費+既存エアコンの処分費を含めると、エアコンを稼働される時間が長いお部屋以外では買い替えて電気代で元を取る事は難しい状況です。
ただ、動物を飼われている方で、お出かけなどで留守にする際、動物の為にエアコンを使用されるかと思います。もしそのタイミングでエアコンが壊れてしまった場合、夏は特に危険です。
そこで、安全の為10年経過する頃に新しいものに買い替えるという選択もあります。
私個人としては、上記の様な理由が当てはまらなければ、快適に使用出来ているうちは今まで使用されてきたエアコンを使い続ける方が経済的だと考えております。
この辺りは人それぞれ考え方に違いがありますし、正解はないので皆様の感じ方次第で検討される事をお勧めします。
また、これは余談ですが、昨今おしゃれなエアコンも増えてきており、黒一色やワインレッドの色もあれば、木目調や黒でもヘアライン風のものもあるので、ご自宅や店舗のインテリアとしてエアコンを設置できる時代になってきまして。
またまた長引いてしまいましたので、今回はこのくらいにしたいと思います。
次回は
エアコンは10年を超えても平気なのか?
かびにくくするための方法ってあるの?
どんな使い方が長持ちの秘訣?
市販のスプレーって使っていいの?
そんな内容をお話ししていきたいと思います♪
私の稚拙な文章ですので、読まれていて疑問点などありましたら、お気軽にご質問ください。
皆様に有益な情報を届けていきたいと思いますので
楽しみに?お待ちください(笑)
この記事を書いたハウスクリーニング士のご紹介


店舗名:エアコンクリーニング専門店 お掃除ライフサポート
(NPO法人日本ハウスクリーニング協会 優良企業)
HP:https://www.osoujilife.com/
記事を書いた人:笹反 優太(優良企業・ハウスクリーニング士)
営業エリア:
神奈川県
横浜市、相模原市、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、
厚木市、大和市、座間市、綾瀬市、愛甲都
東京都
町田市、八王子市、多摩市
法人の方 東京都 全域 神奈川県 全域
※エアコンクリーニングのご依頼は事業者のHPより直接ご連絡ください。
※営業・提案目的のご連絡・ご提案はお断りいたします。
2018年3月に創業のエアコンクリーニング専門店お掃除ライフサポートは、メーカーとの深いコネクションを生かし、公共施設や店舗・オフィス・一般家庭まで幅広く業務を行っているエアコンクリーニングのエキスパート店です。
【金額以上のメリットを提供することでお互いにとってwinwinな関係を築き、末永くお付き合いしていきたい】が企業ポリシーで、一度ご利用いただいたお客様からのリピートが多い人気店です。
使用されている洗剤は、店舗やオフィスで主に使用する業務用洗剤から、お掃除ライフサポート自社洗剤、NPO法人日本ハウスクリーニング協会が推奨する天然植物エコ洗剤『天使の松』まで幅広く使用。
エアコンに関わる事であれば、なんでもご相談可能な、頼れるエアコンクリーニングのプロ事業者様です。