【プロが解説】第5弾!エアコンクリーニングで多いご質問をご紹介!

第5弾!エアコンクリーニングで多いご質問をご紹介!
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エアコンクリーニング専門店 お掃除ライフサポートのエアコンブログ第5弾です

皆様、こちらの連載をご覧いただき誠にありがとうございます。
1~4弾をご覧でない方もいらっしゃるかと思いますので、改めて自己紹介をさせていただきます。
NPO法人日本ハウスクリーニング協会 優良企業のお掃除ライフサポートの笹反(ササソリ)と申します。
主に神奈川・東京を中心に関東一帯で業務用エアコンのクリーニング・メンテナンスを行わせていただいております。

第5弾も第4弾に引き続き、よくお客様からご質問いただくことについてお答えしていければと思います。
毎回話の途中で脱線しない様にと考えておりますが、脱線してしまってもしばしお付き合いください(笑)
※どなたにでも分かりやすくするため、専門用語はなるべく使用せずに解説していきますので、専門家の方には物足りない内容かと思いますが、ご了承ください。

過去のブログは下記よりお読みいただけます!

お客様からよく頂く質問につきましては第4弾のブログにも記載しておりますが、記載しきれなかった事も多くあるので、そちらを今回はお伝えしていきたいと思います。

今回は
①エアコンは10年を超えても平気なのか?
②かびにくくするための方法ってあるの?
③どんな使い方が長持ちの秘訣?
④市販のスプレーって使っていいの?

そんな内容をお話ししていきたいと思います♪

① エアコンは10年を超えても平気なのか?

これはかなりのお客様からいただくご質問です。
様々な見解があり、どれも正解だと思いますが、法定基準やメーカー対応年数からお話しさせて頂きます。

よくインターネットで調べると、家庭用エアコンの法定対応年数は6年となっております。
6年使用すると減価償却されるという見解がこちらになりますが、これは主に事業主さんや保険会社さんが考える物で、実は新車の普通自動車の減価償却も6年です。
新車から6年経過した車がもう対応年数超えというイメージは付かないと思いますが、法的にはこの様な解釈となります。

家電量販店さんでも、長期保証10年を提示するところもあり、この法定対応年数6年は、一般のご家庭の場合は気にする必要のない基準と言えます。

家庭用エアコンの下にはシールが貼ってあり、そこには「設計上の標準使用年数10年」などと書かれています。
メーカーとして、「10年間はうちでサポートもするし、保証に入っていれば無料修理するよ」といったイメージで、10年間はメーカーから部品供給も続きます。
全てのエアコンとは言いませんが、個人的には10年間は安心して使用出来ると言って過言ではないと思います。

問題はそれ以降です。

通常タイプ(お掃除機能が付いていないエアコン)の場合は10年を超えても問題なく元気な動いているケース殆どです。
弊社の統計では平均16〜17年は問題なく使用出来るケースが多く、上記の中では「もう古いからそろそろ買い替えよう」という方も含んでおりますので、それを除けばより長期的に使用出来るケースもあります。

以前のブログでも述べたお掃除機能付きエアコン(フィルターを機械が自動的に掃除してくれるエアコン)は部品点数も多く、トラブルリスクが上がるのと、故障時に修理費が高額になりがちです。
その為、10年を超えるといつ壊れるかは正直予想が難しいです。

そして、ここからがクリーニングするという目線で見ると、9〜10年以上経過したエアコンは、一般的に保証対象外となります。
※店舗によって年数は異なります。
作業後に万が一不具合が出てしまっても基本的には保証されません。

もちろんそれを了承して頂いて作業されるお客様も多数おられますので、この辺りは事前に店舗に確認を取って双方納得のうえで作業に進める事をお勧めします。

②かびにくくするための方法ってあるの?

エアコンはカビ発生機と言っても過言ではない位にカビやすいです。
カビの発生を完全に防ぐ事は不可能ですが、カビにくくする方法はいくつかあります。

方法1.先ずはフィルターをきれいにする事です。
フィルターの奥に熱交換器というパーツがあり、冷房・除湿を使用していると常に濡れた状態になっています。
フィルターが汚れや埃で詰まっていると本来フィルターの網目から通気する空気が逃げる場所がなく、常に内部が湿気を帯びた状態になります。
その湿気でカビが繁殖するので、フィルターは1ヶ月に1回程度洗浄される事が推奨です。
※お掃除機能付きエアコンの場合は、汚れが溜まるダストボックスを洗浄

③どんな使い方が長持ちの秘訣?

誤解を恐れず言いますと、ずっとつけっぱなしのエアコンが長持ちします(笑)

もちろんその間にフィルター掃除はして頂く前提となりますが、外出の度にエアコンを消して、帰宅後着けるという使い方は一見経済出来ですがエアコンの寿命だけを見ればマイナスです。

理由としては、外出するのでエアコンを消すと、部屋の温度が夏なら上がり、冬なら下がります。
外出時にエアコンを消される方の1日の消す回数は、平均2〜3回と言われています。
年間にすると1,000回近い回数で、10年だと約1万回です。

帰宅後適温に戻すためにエアコンは出力を上げて稼働します。
もちろんそれを前提にエアコンは作られておりますが、年間1,000回近い回数行いますので、どうしてもエアコンの劣化が早まります。

若干脱線しますが、お部屋の温度は、空気中の温度だけのイメージですが、壁や家具が帯びている温度によってもエアコンの効率は変わります。
冷たい朝だと床や家財・壁など全てが冷えていて、暖房で暖かい空気を出してもなかなか温まりません。
これは床や家財・壁などが冷気を帯びているからです。
夏も暑い冷たいの差だけで同様の事が起こります。
ゆっくり時間をかけて適温になっても、外出するためエアコンを消してしまったらすぐに温度は適温から外れてしまいます。
再度適温に戻すのもかなりの時間が掛かるので、1〜2時間どころか3時間程度ならつけっぱなしの方が
・電気代安い
・エアコンに優しい
・帰宅後すぐに快適
と言ったらメリットがあります。

1〜2時間どころか3時間と伝えましたが、エアコンの年式によって変わるのと、年々この基準は変わっており、エアコンの性能向上により伸びている傾向にあります。

④市販のスプレーって使っていいの?

個人的には注意点だけ守って頂ければ使用自体は問題ないと思っています。
注意点というのは
・誤って電装部分に水をかけない
・スプレーをかけるのは熱交換器(銀色のフィンの部分)のみ
・冷房時期に使用する
上記3点をお守り頂ければ問題ないかと思います。

電装部分に水をかけないのは皆様理解出来るかと思います。
スプレーをかけるのは熱交換器のみという点については、

エアコンの吹き出し口が汚れていたり、その中のファンが汚れているのを見るとそこにかけたくなりますが、そこにかける場合はかけた液や汚れが全て手前に落ちてくるのと、中途半端に洗浄すると逆に運転時にカビが飛び散ってくるので、お勧めできません。

熱交換器であれば洗浄した汚れがドレンパンという水の受け皿に落ちて、ドレンホースを通って外に排出されます。
そして、それに付随するのが冷房時期に使用するという点で、熱交換器にかけた洗浄液は流さずにいると熱交換器を痛める原因になります。

夏場に冷房・除湿を使用すると熱交換器が水に濡れた状態になり自然の水で洗浄されるので、もし使用される際は必ず上記3点をお守り頂けますようお願いいたします。

こちらでよくお客様からご質問いただくことについては以上となります。

次回はどんな内容にしようか考えております……
空調のことは第1〜5弾のブログでお伝えし切ってしまった部分があるので、次回はそれ以降の部分について、触れていきたいと考えております。

最後までお読み頂き誠にありがとうございました!

この記事を書いたハウスクリーニング士のご紹介

店舗名:エアコンクリーニング専門店 お掃除ライフサポート
(NPO法人日本ハウスクリーニング協会 優良企業)
HP:https://www.osoujilife.com/
記事を書いた人:笹反 優太(優良企業・ハウスクリーニング士)
営業エリア:
神奈川県
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厚木市、大和市、座間市、綾瀬市、愛甲都

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2018年3月に創業のエアコンクリーニング専門店お掃除ライフサポートは、メーカーとの深いコネクションを生かし、公共施設や店舗・オフィス・一般家庭まで幅広く業務を行っているエアコンクリーニングのエキスパート店です。

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使用されている洗剤は、店舗やオフィスで主に使用する業務用洗剤から、お掃除ライフサポート自社洗剤、NPO法人日本ハウスクリーニング協会が推奨する天然植物エコ洗剤『天使の松』まで幅広く使用。

エアコンに関わる事であれば、なんでもご相談可能な、頼れるエアコンクリーニングのプロ事業者様です。

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